孤独な経営者の隣へ Enenemoが目指す「経営の共創」とは
はじめまして。株式会社Enememo代表の加藤です。
私たちEnememoが日々向き合っているのは、「補助金申請」という事務手続きそのものではありません。経営者の皆さまが抱える、もっと根源的な課題−−「投資を打てる体力をどう残すか」「10年先も勝てる事業体質をどう作るか」です。
経営は、数字と意思決定の連続です。ところが現実には、設備更新や省エネ投資の話が出た瞬間、論点が「どの業者が安いか」「書類準備が面倒かどうか」にすり替わってしまう場面を何度も見てきました。もちろんコストも手間も重要です。しかし、そこだけを見てしまうと、最も大切な問いである「この投資は、会社の未来を強くするか」が置き去りになります。
多くの経営者は、責任の重さゆえに本音を吐ける相手が少なく、孤独を抱えています。資金繰り、人材不足、価格転嫁、取引先の要求、そしてエネルギー価格の変動。相談できる相手がいないまま、判断だけが積み上がっていく。
Enememoは、その孤独の隣に立ち、経営者と一緒に意思決定の質を上げることを目指しています。私たちの仕事は「申請代行」ではなく、経営の共創です。
「申請代行」ではなく「事業の連帯保証人」の気概で臨む
補助金の世界では、「採択されたら終わり」という誤解が根強く残っています。しかし、採択は始まりに過ぎません。採択後には交付申請、発注や契約のルール、実績報告、確定検査、そして省エネ効果などの成果報告が続きます。途中で計画が崩れれば、想定していた投資回収が崩れ、現場の負担も増える。場合によっては補助金が減額されることさえある。
だから私は、申請書を作るだけの存在にはなりたくありません。
必要なのは「書類を通す人」ではなく、事業の成否を分かち合う人です。私はこのスタンスを、少し大げさに聞こえるかもしれませんが、「事業の連帯保証人」と表現しています。もちろん法的な意味ではありません。しかし気概として、経営者が背負うリスクの一部をこちらも背負い、結果に責任を持つ――その覚悟がなければ、経営のパートナーにはなれないと考えています。
経営はきれいごとだけでは進みません。
時には、工程が遅れ、見積が膨らみ、現場が疲弊し、社内の反対が出ることもあります。そんなときに「それは御社で何とかしてください」と突き放すのは簡単です。しかし、そこで踏み込み、関係者を束ね、手を動かし、解決策をこじ開けることこそが、パートナーの価値だと思っています。
10年先の黒字を約束するための「伴走」
エネルギー投資の意思決定は、短期のコスト削減だけで評価すると失敗します。なぜなら、エネルギーの世界は政策・市場・技術で環境が変わるからです。国のGX政策が進めば、設備の選び方も、求められる省エネ水準も、金融機関や取引先の目線も変わっていきます。
私たちが設計するのは今年の採択ではなく、10年先も黒字で存続し、成長できるためのロードマップです。
具体的には、次のような視点で整理します。
- どの設備投資が、最も早くキャッシュを生むか
- どの投資が、将来の規制・調達・取引要請のリスクを下げるか
- 補助金をどう組み合わせると、投資の前倒しができるか
- 採択後の実行・報告まで含めて、現場が回る計画になっているか
採択はスタートです。投資が現場で機能し、会社の利益に変わり、次の投資へつながる。この循環を作ってはじめて、補助金は経営の武器になります。私たちはその循環を、経営者と対等な視点で作り上げます。
代表・加藤の素顔 「逃げない」覚悟と人を束ねる力
私の原点は、現場と一緒に汗をかきながら、最後までやり切ることです。
前職では、大手エネルギー会社で法人営業を12年間担当しました。空調、発電機、蓄電池といった機器の提案から、ファイナンス、エネルギー供給、そして補助金申請まで、幅広い案件に携わってきました。補助金についても、経済産業省、国土交通省、環境省など、分野を跨いで毎年少なくとも数件は申請してきました。
その中で痛感したのは、「正解が一つではない」という現実です。
設備メーカーの理屈、施工会社の都合、金融機関の条件、役所の要件、そして何よりクライアントの事業事情。利害や前提が違う関係者が集まるほど、話は簡単にはまとまりません。けれど、事業を前に進めるためには、誰かが矢面に立ってまとめる必要があります。
私は、無理難題に見える案件ほど燃えるタイプです。
「難しいですね」で終わらせず、現場に入り、情報を整理し、選択肢を作り、関係者を巻き込み、突破口を探す。うまくいかない原因を一つずつ潰して、最後に通る形に整える。この粘り強さは、12年間の現場経験で磨かれました。そして独立した今も、Enememoの仕事の根っこになっています。
また、私の人柄を表すなら「チームで勝つ」ことが好きだと言えるかもしれません。
趣味はサッカーと釣りで、サッカーは小学1年生から続けています。今でも週に一回ほど草サッカーに参加し、体を動かしています。サッカーは、個の力だけでは勝てず、連携と役割分担がすべてです。補助金や設備投資の案件も同じで、金融機関、メーカー、施工会社、社内の担当者など、関係者が同じ方向を向いて初めて成果が出ます。私はそのチームを作ることに、強いこだわりがあります。
釣りも同様です。小型ボートを購入し、時間があれば日本海へ出ます。自然が相手なので、思い通りにならないことの方が多い。それでも状況を読み、準備を整え、粘り強く向き合う。経営も投資も、結局は同じだと感じます。
そして土日は農業もしています。土に触れると、結果は一朝一夕では出ないことを思い知らされます。だからこそ、目先の成果だけでなく、季節を越えて続く積み上げを大切にできる。これも、10年先を見据えた伴走という姿勢につながっています。
言葉だけではなく「リスク共有」こそがパートナーの証
あえて「完全成功報酬」を選ぶプロの矜持
Enememoが「完全成功報酬」にこだわるのは、単なる料金設計の話ではありません。
パートナーである以上、リスクも共有する――この思想の表現です。
補助金は、採択されなければ1円にもなりません。だからこそ、私たちは「お客様が勝たない限り、我々も1円も受け取らない」という覚悟で取り組みます。もちろん、採択される確率を高めるために、制度選定、要件確認、技術的根拠の設計、申請書の整合、採択後の運用計画まで一気通貫で支援します。
「成果に責任を持つ」という姿勢は、言葉で言うのは簡単です。
しかし、ビジネスモデルとして実装するのは難しい。だからこそ、完全成功報酬は、Enememoがパートナーとして立つための矜持だと考えています。
まずは「夢」の話を 貴社の10年後を聞かせてください
補助金の相談というと、多くの方が「対象設備は何ですか」「いくら出ますか」「いつ締切ですか」という要件定義から入ります。もちろんそれも重要です。しかし私が最初に聞きたいのは、そこではありません。
貴社は、10年後にどんな会社でありたいですか。
どんな事業を伸ばし、どんな価値を提供し、どんな仲間と、どんな地域と、どんなお客様と歩んでいきたいのか。経営者が描く未来図(夢)こそが、投資の軸になります。補助金は、その夢を現実にするための「資金調達手段の一つ」に過ぎません。
私は、補助金や省エネ投資を通じて、お客様が喜んでくださる瞬間に、何度も立ち会ってきました。省エネでエネルギー費が下がり、投資が前倒しでき、現場が楽になり、会社の未来が明るくなる。その成果が、お客様との「良い思い出」になります。
だから私は、補助金という有益な仕組みをまだ知らない方にも届け、喜んでもらいたいと強く思っています。世の中には、認知度が低いまま眠っている補助金がまだ多くあります。
これから出会う皆さまと、少しでも良い思い出を作ることができれば幸いです。
「エネルギーでグッドメモリーを創る」――この想いを胸に、Enememoは経営者の隣で、10年先の未来を共創していきます。
Enememoを、どうぞよろしくお願いいたします。

